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2014/03/11

No. 61 電圧の基本測定

電圧の基本測定

電圧の測定は、オシロスコープで一番多く行われている基本測定の一つで、まず交流電圧を測定することで説明します。

交流電圧の測定
まず、上段左図のような、交流信号(約0.1 Vの正弦波)がCH1 INPUTへ入力された時に、スクリーンに適当なサイズの波形を表示させ、その電圧を求める手順を説明します。

(1) CALにセットする

電圧測定の時に必ずCH1 VARIABLEツマミを[CAL] の位置(右に回し切った位置)にセットします。
[CAL]になっていないと正しい値での測定は出来ません。

(2) 波形の振幅を4 div〜8 divにする

下段左図のように、VOLTS/DIVスイッチを右または左に回し、波形の振幅が4 divから8 div以内になるようなレンジにセットします。

(3) 左右にレンジを切り替えてみる

VOLTS/DIVスイッチを[50 mV/DIV]にセットした時に波形はスクリーンの中にあります。それより右の「20 mV/DIV」へ回すと拡大されスクリーンから上下に飛び出してしまいます。また、左の[0.1 V/DIV]へ回すと波形は見えますが[50 mV/DIV]の時の半分の振幅になってしまいます。

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