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2014/03/11

No. 75 プローブ(Probe)

プローブ(Probe)

測定する信号はオシロスコープのINPUT端子へケーブルにより直接入力します。
しかし、入力信号が直流や交流でも周波数が低い(例えば50Hz位)ような場合にはそれで差し支えない場合もありますが、オシロスコープの測定ではこれから説明するプローブを使う測定が必須になっています。

プローブの種類

プローブとは、被測定回路からの信号をそのままの形で忠実に取り出し、オシロスコープのINPUT端子へ入力するためのツールで、その用途に応じていくつかに分類されます。代表的なものとしては、

電圧プローブ、
電流プローブ、
高圧プローブ
差動プローブ、
FET プローブ

などがあります。なかでも一番ポピュラーなのが「電圧プローブ」で、文字どおり交流や直流電圧を測ることを目的とした汎用タイプです。

電流プローブは電流を、高圧プローブは高圧(数十kV)を測る時に用いられます。その他、差動電圧を測る差動プローブや無減衰で低入力容量のFETプローブといった特殊なものもあります。

ここでは、アクセサリ・パーツとして必ず付属され、日常頻繁に使われる電圧プローブ、別名「アッテネータ・プローブ」について説明します。

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